友人と我が家であれこれと話した。
今のこと、昔のこと、ボロボロと泣いたり、笑ったり。
彼女と話すのは楽しいひと時を過ごすというレベルを越えて、なくてはならない時間になりつつあると感じている。
彼女とは出会うべくして出会ったのだと思う。
お互いに出産した数日後の食事の時間に、人種差別について熱く語り合うなんて、そうそうないことだと思うから。
私は彼女の昔を知らない。
知らないのに、手に取るように分かってしまう。
もしももっと若い頃に彼女と出会っていたら、タンカレイやマイヤーズでも飲みながら、ガールズトークを繰り広げて、あの恋もあの恋も、上手くいっていたかもしれない。そんな風に思うのだ。
彼女にはレッドウィングがツボだったみたいだけれど、私はマーチンがツボだ。
マーチンのブーツ。履いてたよ、私も英雄ポロネーズの彼も。